皆さんこんにちは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のブログはグループホームが担当させていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
今回は我が家の娘のことを書かせていただきます。
娘は生まれつき少し珍しい病気を持ち生まれてきました。それに伴い、低身長・心臓や肺・聴力・視力・知力に難ありです。
しかしながら頑張り屋で…仕事も毎日雨が降っても雪が降っても休まずバスで通勤しています。
それでも困った事に、慣れていない事や新しい事柄になかなか理解することが難しいのです。
バスには中学生の頃から乗っているので慣れているはずが、決まった場所・行き慣れた所でなければプチパニックを起こしてしまいます。
今回は障害者の会で長崎ランタンフェスティバルに行くことになり、集合場所が「新地ターミナル」となっており、そんな停留所は無いのです。
そうです、長崎の方はお分かりかもしれませんが、名称が変わっていて「新地中華街」(2022.10月1日名称変更)となっています。
ただでさえ初めてひとりで向かうにはハードルが高く、私や祖母が説明してもなかなか理解が出来ない様子・・・。
コロナ禍以降あまり外出していませんでしたが、娘の練習の為にと一緒にバスに乗ることにしました。
集合時間に間に合うであろう2つ程前のバスに乗るため、バス停で待ち説明して乗り込みました。私自身、殆ど車での移動ばかりでバスに乗車するのは数年ぶりです。
バスの中では娘の方が慣れたもの…。何とか無事に到着してターミナル内に行き、集合場所の確認を行いました。
帰りは他の方や支援員の方がいらっしゃるので大丈夫かと思い、後はせっかくのランタンフェスティバル…。
同行してくれた姪も初めてとのことで少し覗いて行くことにしました。
湊公園でオブジェを見学して新地中華街へ。人混みの中でも、龍踊の龍にも尻込みすることなく笑顔で手を振りはしゃぐのです。
食事を摂るのもどの店も当然のことながら混んでいて並ぶことになりました。外国からの観光客の方も多く、私たちが行ったお店にも勿論並んでいました。
娘は私たちのすぐ前に並んでいる外国人のご家族に興味津々で、特に待ち長く泣いてしまっている小さな子供さんに・・・臆することなく話しかけていました。
慌てて止めようすると、一緒におられたお母様は日本の方で優しく対応をして下さり、お話をさせていただくなどして、楽しく列に並ぶことが出来ました。
娘の為にと出かけましたが、娘のおかげで楽しむことが出来た一日でした。
今回もご覧いただきありがとうございました。