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2017.09.20徒然桜

世代の懸橋

皆さんこんにちは。ショートステイさくらの里の佐藤です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今回は私たち本館所属の男子職員4人がブログを担当することになったのですが、何を書けばいいのやら・・・???

相川(ギターが得意):「パチンコの話とかどうですか?」

佐藤:「いや~私も好きですけど、そんな内容じゃ“いわこ会の品位”が疑われるでしょ、石本さんは何かありませんか?」

石本(絶賛花嫁募集中・野球好き):「この間、スロットで14,000枚出しました。」

佐藤:「いや、スロットも同じですから。西田さんは?」

西田(サッカーの本田圭佑似):「レクリエーションの話はどうだろう?」

佐藤:「おお!さすが西田さん、いいですね!どんな風に書きましょうか。」

西田:「レクリエーションでパチンコをしている介護施設があるらしい・・・。」

佐藤:「あ~、リハビリ用の福祉パチンコ台っていうのがあるらしいですね、、、、(ダメだ、この人たちは)。」

ショートステイさくらの里では、15時のおやつの後に16時頃までレクリエーションを行っています。 内容は“歌やゲーム”が定番ですが、時には“季節の飾り作り”をしたり“外でお花見”をしたりします。

職員も利用者の方々に楽しんでいただこうと、日々手を変え品を変えて取り組んでいます。
私は歌やゲームで場を盛り上げるのがちょっと苦手なので、《絵心クイズ》を良くやります。
ホワイトボードに絵を描いて“これは何でしょう~?”とかやるわけです。

例えば、こんな感じです。

どうでしょう?
自分では結構上手く描けていると思うのですが、元々絵は得意ではありませんし、数ヶ月前までは、ものすごく下手くそでした。
それが急に上達した理由は、子供です。

私にはもうすぐ3歳になる子供がいます。
いろんなことに興味を持ち、会話もしっかり出来るようになる時期なので、“あれ描いて!これ描いて!”とせがまれるわけです。
へたな絵を描くと“違う!”と泣かれてしまいますから、必死で描きます。ひどいときは1日中。

特に、子供が好きなゾウやキリンなどは1000回くらい描きました。
どんな下手くそでも1000回描けば嫌でも上達します。

《絵心クイズ》は絵を描くだけではありません。例えばこんな絵を描くとします。

“バナナ!”と答えが返ってきたら“皆さん、子供の頃もバナナを食べていましたか?”“昔はいくらで買えましたか?”など質問するのです。

すると、利用者の方々がいろいろと教えて下さいます。そして子供が“バナナ描いて!”と言ってきた時に描きながら話してあげるのです。

“バナナは昔、高級品だったんだよ”“パン1個5円の時代に、1房100円だったんだって、今は恵まれた時代で良かったね~”と。

子供のおかげで上達した絵で《絵心クイズ》をして、利用者の方から教えられた話を子供に伝える。 ちょっとすてきな話だと思いませんか?
私達、介護職員には核家族化で失われてしまった世代の隔たりを埋める役割もあるのかもしれません。

相川:「私も親子でパチンコやってます」

・・・・・その話はもういいですって・・・・・・

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