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2019.10.01ほほえみ通信

記録物の電子化に向けて

皆さんこんにちは。ショートステイさくらの里ほほえみ・有料老人ホームさくらの里の黒岩です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、ショートステイさくらの里ほほえみも含め、法人全体での新しい取り組みについてご紹介したいと思います。

それは、、、
「iPadでのケア記録アプリの導入」つまり「記録物の電子化」に向けた取り組みです。

ショートステイ(ほほえみ)での主な仕事はご利用者への日常生活上の直接的な支援が第一となりますが、それと同時に、ショートステイを利用するまでに「必要な情報書類の作成」や、ご利用中は「実際に支援を行った内容を記録する」という業務があります。

ご利用者の記録がなぜ必要なのかというと、

・ご利用前にご利用者の情報(身体機能や認知症状の有無、どこに支援が必要かの検討)を集め、事前に現場職員に情報提供を行う。
・その方が一日どのように過ごされたのかを記録することで、生活パターンの把握をし、より個々に合ったサービス提供の検討をする。
・また、その決められたサービスが実際に提供できているのかを確認する
・普段の記録の情報と比べることで、異常(体調変化や認知症上の悪化など)の早期発見につながる

などなど、介護保険施設としてはもちろん、ご利用者の皆様やご家族が安心してショートステイをご利用いただくために大切な業務であると言えます。

そして今現在、ほほえみはもちろん、法人内の各事業所はほとんど手書きでその記録業務を行っていますので「介護施設あるある」になってしまうのですが、ご利用者への支援が第一優先なのは大前提ですので、終業時間間際に記録業務を慌てて行うということも少なくありません。

介護施設にお勤めの方やご経験がある方でしたらきっと、、、「あるある・・」と心の中でつぶやかれているかと思います。(笑)

そして、そういった書類や記録などは、ほとんどの書類が5年間の保管を義務付けられています。
しかも、5年分の書類となるとかなり膨大な量となりますので、保管場所の確保はもちろんいつでも取り出せるように整理するのもかなり大変です(ちなみにほほえみだけでも1年で段ボール4箱くらいにはなりますので、5年分となると、、、)。

そこで、わがショートステイさくらの里 ほほえみを含め、法人内の複数の事業所にて、記録業務の効率化と職員の負担軽減、介護記録のペーパーレス化を目的として、10月よりケア記録アプリの導入を行います。

ほほえみでは、8月16日の職員会議前に担当者様からの使用に関する説明会を行い、翌日からは各ユニットで現場職員がデモ機を使い始め、いよいよ本稼働を迎えました。

やはり、最初は戸惑いも多く(特に電子機器が苦手な世代の職員は、、、笑)、逆に面倒になるのでは?との声も聞こえてきましたが、このブログを掲載した今日現在では、とても前向きな意見や質問が数多く出てきております。

特に1日の水分量や排泄回数を自動計算できたり、日々のバイタルをグラフ化できたりなど、電子化ならではの作業効率の良さを体験すると「おぉ、便利!」と思わず声を上げる職員もいました(笑)。

記録業務の負担が軽減するということは、職員の負担が減るということだけではなく、その業務が減った分だけをご利用者様への支援やゆとりをもったサービスに回せるということにもつながります。

ショートステイさくらの里ほほえみでは、ご利用者の毎日の笑顔のお手伝いをしています。
ご利用者・ご家族の皆様のご見学はもちろん、一緒に働きたいと興味を持たれた方もいつでもお気軽にお問い合わせください。

次回、実際の現場での使用している様子をお伝えさせていただきます!お楽しみに!

 

ショートステイさくらの里 ほほえみ
http://sakuranosato.or.jp/facility/3003
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