皆さんこんにちは。いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回はケアプランセンターさくらの里より田中が投稿をさせて頂きます。
まず、今更ながら「ケアマネジャー」について少し説明させていただきます。
ケアマネジャーの正式名称は「介護支援専門員」といい、2000年の介護保険制度の施行とともに誕生した資格です。
介護を必要とする方がその人らしい生活を送れるよう、“サポート”するのが主な仕事です。
サポートと言っても、介護職の方のように身体介護や生活介助を行うわけではありません。
利用者様やそのご家族と相談し、どんな介護を必要としているのかを見極め、最適なケアプラン(介護サービスの計画書)を作成し、自治体やサービス提供事業者との調整を行う職種です。
あくまでケアマネジャーはお手伝いをさせていただくのであり、最終的にはご本人に「自己決定」「自己選択」としてサービス利用等を決めていただきたいと思っています。
中には「おまかせで」とか「家族に決めてもらう」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、自分の生活で何に困っているのか、どんな支援を受けたいのかをご自分で決めていただければ、私たちが一生懸命サポートさせていただきますので、最終的にはご本人に了承をいただいてから支援させていただきます。
最近の高齢者の方々はとてもお元気な方が多いので、自分の事は自分でしたいという方も多く、意見もはっきり持っていらっしゃるので、有難く思います。
サービスの終了もご自分で判断されていただきますので、「デイサービス行かなくても良いくらい元気になりました」と言われる方もいらっしゃいます。
相談当初は歩行も不安定だったのに、元気に活動できるようになったお姿を見て、嬉しさと寂しさが交ざった様な複雑な気持ちになります。
最近は地域の集まりをご自分達で立ち上げられて色々な交流を図られたり、無料の運動教室もあちこちで開かれたりと、高齢者の方々を取り巻く環境が昔より良くなってきていると感じます。コロナウイルスの影響で難しい現状ではありますが、今後はそのような集まりに参加されてみてはいかがでしょうか。
コロナ過であり、自由が制限されている中で不自由な生活になっておりますが、限られた中で毎日充実した時間を過ごせたら良いなと感じております。